個人的な一年を振り返ります…。
2003/12/29
私の今年一番の話題は、何と言っても20年間勤めてきた企業を退社し放送大学3年次生に編入学したことです。そしてそれと平行してアメリカ・ブッシュによるイラク侵略、日本・小泉政権の追従が始まりました。不登校関連では「不登校問題に関する調査研究協力者会議」の「最終報告」が出され、学校基本調査では平成14年度の不登校児童・生徒が減少したという報道がありました。
学生生活をしながら不登校の「親の会」に3つ、ひきこもりの「家族会」に1つ(援助スタッフとしてボランティア参加)、毎月の例会に可能な限り参加するようになりました。自分自身との対話(自己分析も兼ねて)の必要性からカウンセリングを受け始めました。日本社会臨床学会の会員となり、日本子どもの虐待防止研究会に入会を申し込みました。「不登校自殺」の著者としては、京都と大阪の弁護士会からの依頼で研修の場で2回報告、浜松のフリースクールNPO(設立準備中)依頼での講演を行いました。
放送大学は、第一期(前期)単位認定試験は15科目中14科目認定、第二期(後期)も15科目を履修し単位認定試験に向けて勉強中。
他にも講演会やセミナー等、子どもと教育に関わるものを中心に多数参加してきました。これらの活動のほとんどをバイクを移動手段として使っています。今年は、倉敷、神戸、石川県珠洲、浜松、蒲郡と走り回りました。購入後、最高の走行距離を走ったと思います。
健康面では秘密にしてきましたが、2月末から歯根に雑菌が繁殖し左下奥歯1本の半分を抜きブリッジで被せる形で一応の完治をしたのが10月はじめ、10月末には突然に右顔面が麻痺し投薬で1カ月の治療を要しました(無事1カ月でほぼ完治しました)。
人生の大きな岐路を、沢山の方に支えられ、沢山の人と出会いながら乗り切って来ることができました。みなさんに感謝したいと思います。
来年も子どもたちと学校教育、それに関わる心理とシステムを中心にした学びを続けて行きたいと思います。どうかみなさん、良いお年をお迎え下さい。