一人事務所の社員旅行?
2008/04/06
今の事務所(カンナ)は確定申告の関係で会計は12月締めですが、事業開始が4月なので、3月末を「年度末」と位置づけるようにしています。早いもので、無事3年が経過しました。昨年から、この「年度末」に、自分へのご褒美として、1泊2日で研修に名を借りた小旅行をすることにしています。
今年は、偶然に2日続けての休みがとれたので、春を感じるところで、美味しい魚を食べたいと思い、南紀方面へ車で向かいました。白浜から串本、潮岬、そして勝浦温泉で1泊。翌朝は紀の松原巡り観光船に乗り、那智の滝で壮大な滝を拝み、奈良県の山中を抜けて帰ってきました。
贅沢はできないので、安めのホテル(旅館?)にしたので、料理はいまいちでしたが、数多くの料理で中瓶ビール3本を堪能。温泉にもゆっくりと浸かることができました。
2日間で約600kmの走行。運転はかなり疲れましたが、とても良い気分転換になりました。
その翌日、夕方に、1月に申請していたノンラベルのNPO法人化への認証がおりてますと京都府から連絡が入り、温泉気分が一気に吹き飛ぶことに…。そのあたりは、また次回に。
次回は「ノンラベルがNPO法人に!」です。
では、この1週間の気になる記事です。
公立93病院で入院休止、医師不足など理由に…読売調査
地方自治体が設置している公立病院のうち、2004年度以降に少なくとも93病院の141診療科が、医師不足などを理由に入院の受け入れ休止に追い込まれていたことが、読売新聞の全国調査でわかった。
さらに少なくとも49の公立病院が経営悪化などで廃院したり診療所への転換や民間への移譲など運営形態を変えたりしたことも判明。公立病院を拠点とする地域医療が、各地で崩壊しつつある実情が浮き彫りになった。
地方自治体が設置する病院は全国に約1000あり、調査は都道府県を対象に、医師不足の契機になったとされる新医師臨床研修制度が導入された04年度以降について実施した。
今年2月までにいずれかの診療科で入院を休止したことのある病院は、公立病院の状況を把握していない10道県を除く37都府県で93病院。うち6病院は入院を再開した。休止理由について回答のあった42病院の9割は「医師不足」をあげた。
診療科別では、産婦人科・産科の休止が44病院あり、次いで小児科の19病院。両科は、訴訟のリスクや不規則な勤務などで全国的に医師が不足しているといわれており、公立病院でもその傾向が表れた。
北秋田市立阿仁病院(秋田県)では昨年5月から、小児科など五つの全診療科で入院を休止。湖北総合病院(滋賀県)は医師の退職で05年4月以降、3診療科で入院を休止した。
一方、自治体財政の悪化などから、福岡県では四つの県立病院が民営化された。岩手県では06、07両年度、県立など計6病院を診療所に切り替えた。
地域医療問題に詳しい本田宏・埼玉県済生会栗橋病院副院長は「地域医療の疲弊ぶりが如実に表れた。医療空白地帯が加速度的に拡大し、地方を中心に病院で受診できない人が続出するのではないか。医師確保を急がねばならない」と話している。
(読売新聞)4月6日3時3分配信
●株式会社が運営 つくばの通信制高校開校
つくば市筑波で4日、広域通信制高校「東豊学園つくば松実高校」(豊島庸市学園長)の開校式が行われた。同校は教育特区の認証を受け、株式会社が運営。不登校児や高校中退者などを対象に、将来の夢や将来設計ができる教育を目指す。
開校式には約60人が出席。佐藤豊校長は「『ゆっくり生きよう、しっかり生きよう』をモットーに、必要とされる教育を環境を整えたい」とあいさつ。記念のもちつきを行い、新しい学校の門出を祝った。
校舎は平成17年に廃校となった旧筑波第一小跡地を利用。初年度入学者は約180人で、授業はリポート(添削指導)やスクーリング(面接授業)、専門学校と連携したファッションや調理などの体験授業、学園都市の研究機関の見学などを予定している。
同校の開校は、つくばエクスプレスの開業で発展が続く市南部と対照的に、人口減が続く旧筑波町地区の活性化にもつながると期待されている。
(産経新聞)4月5日7時51分配信
●女性教諭に腹ばいで問題解かされ…小2女児が不登校
福岡市立博多小で3月、当時2年生の女児(8)が、担任の20歳代の女性教諭から教室外に連れ出されて放置されたり、床にはうような姿勢で問題を解かされたりして精神的苦痛を受け、不登校になっていたことがわかった。
女児は不眠や自傷行為を繰り返し、病院から強い不安感に襲われる「強迫性障害」の疑いがあると診断された。市教委は「不適切な指導で申し訳ない」と謝罪している。
同校は、教室と廊下を仕切る壁や窓がない構造。市教委や女児の保護者などによると、女児は3月14日の始業前に、忘れ物をしたことで教諭から「このクラスの子ではない」という趣旨の言葉で強くしかられ、いやがるまま1年生が授業を受けている教室まで連れ出され、放置された。
1時間目の途中、集合写真を撮るため、教室に呼び戻されたが、終了後、再び教室の外の廊下部分に出された。2時間目はその場所で、算数のプリントを手渡され、床にはうような姿勢で問題を解いたという。
(読売新聞)4月3日3時11分配信
●20代女性教諭行き過ぎ指導で女児不登校に
福岡市立博多小学校で3月、20代の女性教諭が当時2年生の女児(8)に対し、忘れ物を理由に教室で授業を受けさせず廊下でプリントの問題を解かせ、女児が精神的苦痛を理由に不登校になっていたことが3日、分かった。年度末の総まとめに燃える教諭が、女児の週3回の忘れ物に激怒した末に至った「行き過ぎた指導」(同校校長)。女児の母親からは学校に「(女児が)自傷行為をした」との連絡も入っているという。
福岡市教育委員会や博多小学校によると“事件”が起きたのは3月14日。始業前、算数のプリントの宿題を「忘れました」と申告した女児に対し、教諭が「今はまとめの時期なのに、それでは3年生になれない」「あなたは2年生ではない」などとしかった。
教諭は女児を、同じ階の1年生の教室の前に無理やり連れて行き、放置。同校は廊下と教室の間に段差や仕切りがない「オープン教室」建築を採用しており、女児の姿は1年生や、水飲み場で清掃活動をしていた6年生らに見られていた。
1時間目の途中、女児はクラスの記念撮影のため教諭に呼ばれ、教室横の「フリースペース」に入ったが、再び教諭から「1年生からもう一度やり直さないといけない」などと諭され、廊下に戻った。2時間目、算数のプリントを配布されると、女児はその場でひざをつき、木の床にはうような姿勢で問題を解いた。
始業前から2時間目の終わりまで約2時間、女児は廊下にいたことになる。3時間目からは通常通り授業に参加。女児はこの週、算数のプリントの宿題を忘れたのが3回目で、教諭は「年度末で、しっかりまとめていこうとクラスの意識を盛り上げたかった」と、「廊下でプリント」指導に至ってしまった心境を説明しているという。
学校には、14日夜に女児の母親から抗議の電話があった。女児はそのまま不登校になり、春休みに突入。母親から学校に入った連絡によると、女児は病院で「強迫性障害」の疑いと診断された。女児は「死にたい」「眠れない」と話し、髪の毛を抜くなどの「自傷行為を繰り返している」との連絡も入ったという。
教諭は「申し訳ない」と、毎日のように女児の家に行き、謝罪の手紙を投函しているが、女児とは会えずにいる。関係者によると、教諭は先生になって今年で3年目。「厳しいところもあるけど、熱心」という。
(スポーツ報知)4月4日8時0分配信
●信大が発達障害を含めた学生支援をスタート
信大は本年度、発達障害を含めコミュニケーションなどに困っている学生への支援を本格的に始める。松本、長野(教育)の2キャンパスに専任の学生支援コーディネーターを1人ずつ配置、5月にはコミュニケーション技術を学ぶ体験型の研修会を初めて開く。学生生活の向上や適切な進路選択につなげる考えだ。
発達障害にも対応する専任スタッフを置き、支援する大学は全国でもあまり例がないという。
同大教育学部によると、発達障害の有無にかかわらず、コミュニケーションや対人関係に悩む学生は近年目立つ。同学部の高橋知音(ともね)准教授は「学生のニーズを早期に把握し、自己管理力やコミュニケーション能力を向上させたい」と説明。自分に合った就職先を見つけることにもつなげたいという。
コーディネーターは臨床心理士資格を持つ助教が務める。信大の教職員、学生のカウンセリング先、医療機関、保護者らとの間を仲立ちし、協力して学生を支える態勢をつくる。
教育学部がある長野キャンパスは1日から、生協2階にコーディネーターが常駐。相談や研修会を行う自習室を整えた。工学部(長野市)、繊維学部(上田市)の学生も対象とする。松本キャンパスは農学部(上伊那郡南箕輪村)の学生も支援する。
支援の一環で教育学部は本年度、同学部生や職員を対象に5月から計6回の研修会を開く。外部講師を招き、自己表現方法や考えを伝え聞くといった技術を体験して学ぶ。教員採用試験や就職面接などでも役立つ内容にするという。
(信濃毎日新聞)4月6日(日)
●発達障害支援:白梅学園大と小平市が連携、協定調印 暮らしやすい街目指して/東京
白梅学園大(汐見稔幸学長)と地元の小平市は、発達障害の子どもたちの支援に連携して取り組む。今後2年間にわたり障害児教育の専門家を育成する講演会を共催するほか、白梅大の学生キャラバン隊が紙芝居で小学生に障害児の実情を伝えたり、福祉施設に学生ボランティアを派遣したりする。障害のある人もない人も共に暮らしやすい街をつくることが目的。汐見学長と小林正則市長が3日、協定に調印した。
白梅大は昨年から広汎性発達障害や多動性障害の子どもたちの支援を手がけ、学生の手助けで絵を描く「アートワークショップ」などを開催してきた。5月からは音楽やダンスもワークショップのプログラムに加え、4歳から9歳の計約40人の児童が参加する予定。学生による紙芝居や福祉施設でのボランティアも新しい試みで、地域の理解を高めたいと考える大学側が市に連携を持ちかけた。
市障害者福祉課によると、大学と行政が障害児支援の分野でこうした協定を結ぶのは珍しいという。市側はキャラバン隊やボランティアの受け入れなどで協力していく。
汐見学長は調印式で、「各国に比べ日本の障害児教育は遅れており、地域の理解も浅い。障害児への理解ある地域づくりのモデルになれるよう、市と連携したい」とあいさつした。
(毎日新聞)4月4日14時1分配信