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        私の睡眠障害とのたたかい-その1
        2008/08/03
         持って生まれて「過覚醒」の傾向はあったと思います。夜中に目覚めてしばらく眠れない、ということもたまにありました。仕事上の課題によるストレスが原因だったと思います。
         そうした状態が大きく悪化したのは、長男の死後しばらくしてからでした。早朝覚醒、中途覚醒が続き、昼間に急激な眠気に襲われる。過覚醒状態もひどくなり、じっとしていられない。休みの日でも、家にいることがなくなりました。
         精神科を受診し、薬物治療とカウンセリングを受け始めました。8年あまりのお付き合いになっています(カウンセリングは2年ほど前に終結しています)。
         早朝覚醒は、午前4時半、5時頃に目覚め、白々と夜が明けてくるのを感じながら眠くて眠ろうとしても寝られず、時々うつらうつらしながら起床時間を迎え、無理矢理身体を起こしていました。
         中途覚醒は、午前1時、3時というように2時間おき位に目覚め、しばらくすると眠れるもののまた目覚めてしまい、朝起きた時に「寝た気がしない」という状態が続きました。いずれも、自ずと昼間に眠気との闘い、となりました。
         過覚醒は、多動傾向もあるのだと思いますが、とにかくじっとしていられない。いつも何か有意味なことをしていないといけないという強迫的な観念を持っていて、常にスイッチがONの状態でないと気が済まないというものです。お陰で、専門書であふれています。
         次回は、そうした睡眠障害と過覚醒に至った私の心理的要因について書いてみます。
         次回は「私の睡眠障害とのたたかい―その2」についてです。
         では、この1週間の気になる記事です。

        職場でのいじめ-74%の企業が「ある」

         学校裏サイトなどの登場でいじめが再び社会問題化しているが、いじめは子どもに限った問題ではない。大人の社会――職場でも、いじめは起こっているようだ。
         日本産業カウンセラー協会が企業の人事担当者などにアンケート調査をしたところ、「あなたの企業でいじめが起こったことはありますか?」との質問に、74%が「ある」と回答した。
         いじめが起こった理由を尋ねると、「社員同士のコミュニケーションが少なかった」(66%)と「管理職の指導力が欠如していた」(64%)といった声が多かった。具体的には、「上司が業務内容を教えず、失敗すると強くしかる」、「障害者枠で雇用された社員を、報酬の差が気に入らないという理由で派遣社員がいじめていた」、「セクハラ問題を解決しようとしたコンプライアンス担当者が社内で孤立した」などの事例が報告された。
        ◇いじめにどう対応するか
         いじめが解決した場合、解決しなかった場合いずれでも、「配置転換」、「管理職・トップへの報告と意思統一」、「被害者へのメンタルサポート」が対策としてよくとられていたが、「決め手となる対応策については模索中というのが実情のようだ」(日本産業カウンセラー協会)。
         いじめに対応する際の難点としては、「パワハラをしている上司が『いじめは自分が解決できる』と思っている」、「会社のトップクラスが公にすることを嫌い、隠そうとする」、「病院からの診断書などがないと、会社はいじめの実態を認められない」などの例が挙げられた。
         しかし、1番良いことはそもそもいじめが起こらないようにすることだろう。そこで、いじめを予防するための有効な対策について尋ねると、「いじめを発生させない・容認させない社内風土づくり」(70.2%)や「社内コミュニケーションの活性化への取り組み」(62.6%)、「管理職対象のハラスメント研修」(60.3%)などが上位となった。個別では「トップが(いじめ防止について)社員の前で公然と語ることで認識が高まり、予防策となるのでは」という意見があった反面、「(いじめを)見抜ける上司がいない限りは改善は無理」といった声もあった。
         調査対象は産業カウンセラー資格を有する人事労務担当者・管理職・経営者177人。
        (BusinessMedia誠)7月29日18時6分配信

        ●精神病患者を強制入院措置=五輪の安全確保で-中国上海〔五輪〕
         【上海1日時事】中国上海市の公安当局は、北京五輪期間中の安全確保を理由に、同市出身者以外の精神病患者を五輪終了まで市内の病院に強制的に入院させる方針を決めた。1日付の上海各紙が伝えた。
         先月29日に市内の繁華街で、精神障害で通院歴がある安徽省出身の男がナイフで買い物客5人を切りつけた事件を踏まえた措置。同市は年初から精神病患者の所在確認作業を進めており、市内出身者でも保護者に監督能力がないと認められる場合は、同様に入院治療させるという。
        (時事通信)8月1日16時18分配信

        ●川崎市教委が学校裏サイト実態調査/市立179校のうち44校で確認
         児童や生徒がインターネットの掲示板を使って立ち上げる学校裏サイトの実態調査を川崎市教育委員会が三十日までにまとめ、市内公立学校全百七十九校のうち四十四校で存在を確認した。このうち、個人への悪口や中傷などトラブルに発展する恐れのある悪質な書き込みも三十七校で確認され、実際にいじめや不登校などのトラブルに発展したケースも七十三件あったことが分かった。
        (カナロコ)7月30日16時20分配信

        ●あくび児童に「包丁で刺すかも」=授業中の注意で小学教頭-宮城
         宮城県美里町立中埣小学校(児童133人、舘内充校長)で6年生の授業中、男性教頭(56)があくびをした児童に注意した際、「包丁で刺すかもしれないぞ」と発言していたことが2日、分かった。
         学校と町教委によると、教頭は7月1日、担任の代役で5時間目の国語を教えた。児童数人があくびをしたのを見て、「授業中にあくびをする者に真剣に教える気持ちになれない。ここに包丁が3本あるとしたら、そのうちの1本で刺すかもしれないぞ」といった趣旨の発言をした。
         注意された児童の保護者が学校側に抗議。校長と教頭が謝罪し、同月3日には教頭が6年生全員に謝った。教頭は「頭に言葉が浮かんできて、『刺されても仕方がない』という意味で言ってしまった」と話しているという。
        (時事通信)8月2日17時54分配信

        ●埼玉・所沢の高3自殺:損賠訴訟 地裁、母親の請求棄却/埼玉
         県立高校3年の男子生徒が教師からカンニングを疑われた後に自殺し、母親が「教師らの事情聴取で精神的に追い込まれたため」として、県に慰謝料など8000万円の損害賠償を求めた訴訟で、さいたま地裁は30日、請求を棄却した。岩田真裁判長は「生徒の不正行為は軽度といえず、事実確認の場所、時間、方法などは適切だった」と述べた。
         訴えていたのは井田紀子さん(55)。判決によると、井田さんの次男の将紀さん(当時17歳)は所沢高3年だった04年5月末、中間試験の物理のテスト中にメモを見ていて教諭に注意された。将紀さんは「日本史のメモだ」と釈明したが、教諭5人から別室で約1時間45分、事情を聴かれ、事実関係を書いて読み上げさせられたりした。この日夕、井田さんの携帯電話に「迷惑ばかりかけてごめんね」とメールした後、飛び降り自殺した。
         判決後、井田さんは「結果として生徒が死んでおり、指導が正しかったはずがない。先生方には何が間違っていたのか考えてもらいたい」と涙ながらに話した。
        (毎日新聞)7月31日13時2分配信