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        『自殺で家族を亡くして』
        2008/09/28
        全国自死遺族総合センター(編)、三省堂発行で『自殺で家族を亡くして 私たち遺族の物語』が発売されました。
        <三省堂>
        http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/jisatusde_nakusite.html
        <amazon>
        http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E6%AE%BA%E3%81%A7%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%82%92%E4%BA%A1%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%A6%E2%80%95%E7%A7%81%E3%81%9F%E3%81%A1%E9%81%BA%E6%97%8F%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E5%85%A8%E5%9B%BD%E8%87%AA%E6%AD%BB%E9%81%BA%E6%97%8F%E7%B7%8F%E5%90%88%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/dp/438536379X
         三章立てで、第1章:遺されて……自死遺族の物語、第2章:支援者から同行者へ-ともに歩む途上にて、第3章:自殺対策という<生きる支援>を社会で、皆で、となっていて、巻末には全国の支援団体が資料として紹介されています。
         私も、第1章の<息子・娘を亡くして>の一人として、体験を書かせてもらいました。
         私を含めて、27人の方が、短期間に文章を書き、三省堂さんが急ピッチで編集、印刷の作業をすすめ出版にこぎつけたものです。
         ぜひ、お買い求め下さい。
        ●編者<全国自死遺族総合支援センター>とは?
        自殺で大切な人を亡くした人が、偏見にさらされることなく悲しみと向き合い、適切な支援を受けながら、死別の痛みから回復し、その人らしい生き方を再構築できるように、「官と民」、「心理的支援と法的支援」、「自死遺族個々人と地域社会」など、これまで分断されてきた様々な要素を有機的につなぎなおして、総合的な自死遺族支援の拡充をめざして活動しています。

         次回は「私の睡眠障害とのたたかい―その5」についてです。
         では、この1週間の気になる記事です。

        学校選択制を小中とも廃止、生徒数極端な偏り 23年度から 前橋市

         群馬県前橋市教育委員会は、通学区域外の小中学校を選択できる「学校選択制」を平成23年度から廃止することを決めた。学校間で児童・生徒数の偏りが生じたためで、廃止は県内初、全国でも珍しいという。
         市教委によると、学校選択制は平成16年度に導入された。小学校は自宅から直線距離で4キロ、中学校は6キロ以内であれば、原則として自由に希望校を選択できる。しかし、ある中学校では入学生徒数が毎年約30人ずつ減少し、導入後の5年間で全校生徒数が約300人から約150人に半減。生徒数が減少した学校がある一方、大規模校では100人以上増加するなど、極端な偏りが生じた。
         生徒数が減少したために教師数も減り、1人の教師が複数の教科を掛け持たなければならなくなるケースも現れた。入学生徒数の減少で部活動にも支障が出ていた中学校もあった。
         このため、市教委では約2年前から学校選択制の見直しを検討。「地元の子供と地域社会の関係が希薄になるという新たな問題も出てきた」(市教委)として、廃止に踏み切ったという。
         市教委は学校選択制の廃止について、保護者にチラシを配布して通知するほか、今後、市の広報などを通じて周知する方針。
        (産経新聞)9月28日7時50分配信

        ●府高校定時制通信制生徒生活体験発表:夢を持って生きる 13人、力強く/京都
         ◇出産、いじめ、不登校…困難乗り越え--周囲の支え糧に
         「中学の時、家(親)が自己破産した。学びながら働こうと決めた」「17歳で母になった。周囲に反対されたが、芽生えた命を絶つことがどうしてもできず、産むことを決めた」……。「第4回府高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会」(府高等学校校長会定時制通信制部会など主催)が25日、上京区のホテルであった。府内の通信制定時制高校の生徒13人が、出産、いじめ、不登校などの問題に直面し、悩みながらも未来に向かって進む思いを語った。【谷田朋美】
         府立朱雀高定時制4年の清水ひかるさんは、親が自己破産し「家の手助けをしたい」と定時制を選んだ。仕事と勉強の両立の難しさを感じながらも野球部のマネジャーとなり、チームとの揺るぎないきずなが自分を支え成長させてくれたと生き生きと語り、最優秀賞を受賞した。
         17歳で母になったのは同西舞鶴高通信制3年の坂本なぎささん。全日制高校を中退して出産したが、子育ての大変さに選択を後悔したこともあった。「子供が子供を育てられるわけがないという周囲の目がつらかった」。通信制へ通い直すことで、子育てとの両立に時にはくじけそうになりながらも、あきらめていた「福祉の仕事につきたい」という夢が再び見えてきたという。「なぎちゃんならできる」という友人の言葉にも励まされた。「新たなスタートを切りたい」と力強く述べ、優秀賞を受賞した。
         同じく優秀賞の同朱雀高通信制3年の森島望香さんは、小学校の時の担任に授業で無視され、家庭の問題をクラスで笑いものにされるなどのいじめを受けた体験を語った。「先生になぜいじめるのか聞くと『お前はいらない子なんだよ』と言われた。その日から学校に行けなくなった」。だが、定時制で信頼できる先生に出会う。「人を信じられるようになってきた」と明るく語り、「今は心の傷ついた子どもを癒やすことのできる看護師になりたい」と笑顔を見せた。
         他に、同東舞鶴高浮島分校4年の蘆田珠貴さんと同桃山高定時制の鶴丸翔子さん(3年)も優秀賞を受賞した。最優秀賞の清水さんは11月23日に東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれる全国大会へ出場する。
        (毎日新聞)9月26日17時1分配信