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        私が思春期を共にしたギター
        2002/07/15
        四条通を市バスで堀川通から烏丸通まで通過しました。数多くの鉾があちこちで出番を待っています。寺町や新京極では浴衣姿の若い女性が夕暮れを待っていました。今日は宵々山、祇園祭の前々日です。こんな日に仕事で市役所で原稿を引き取り、その足で寺町の電気屋にMOやCD-R、DVD-RAMなどを買い出しに行くのも情けないものでした。
        今日は夜、久しぶりにギターを弾きました。中学3年から始めたフォークギター。最初は1万5千円のYAMAHAの入門バージョン。高校2年生の時父親に2番目の5万円のを買ってもらい、高校・大学と弾き続けました。子どもが生まれてからも保育所の合宿などでその出番はありました。しばらく遠ざかった後、2000年の長男の死後、その年の12月にまた熱病にかかったように25万円を出してOVATION2000年モデルを衝動買い。チヌ釣り用の竿と共に宝物です。
        思えば、私の思春期はギターで乗り切ったようなものでした。毎日、手の指が変形するほど(指先がくぼむほど)毎日毎日弾いていました。作詞作曲を始めたのもこの頃です。とにかく夢中でした。曲もいくつか書きました。いまでも左手の指の爪は短く、右手の爪は長く、いつでもギターを弾けるようにしています。もう25年。情熱は薄れても指が馴染むというか、一つの違う世界に一時入り込める、そんな豊かな気持ちを与えてくれます。ちなみに私の好きなソングライター兼ミュージシャンは浜田省吾です。奥さんもCDを聞きながら涙しているようです。