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        しばらく悪戦苦闘していました。
        2010/06/13
        前回の更新から1ヶ月経ってしまいました。したくてもできない事態が発生していたのです。
         きっかけになったのはAppleのiPad。事前にStoreに注文しておいたので、5月28に届くことになっていました。だから事前の準備…、これがトラブルの発端です。
         iPadの魅力の1つが、Mobile Meを利用しての、パソコンとの予定表やアドレス帳、メール、ブックマークなどの同期です。どちらかで変更すれば、自動的に同期=同じ情報になるという機能です。ただし、MacのOSが10.5以降にしか対応していないとのことで、10.4で使っていたiMac G5を10.5にアップする必要が生じ、Apple Store、Apple Japanなどに確認すると、スペック的には大丈夫とのことだったので10.5を注文、届くとすぐアップデートを開始。そして、それが途中で「…失敗しました」との表示。以後、まったく起動しなくなりました。
         iPadを諦めるわけにもいかず、iMac G5のjoshin電気さんの5年間保証は3月で切れたところ(ダメ元で電話しましたが、無理とのこと(/_;))。Appleに修理を依頼するだけで5万円近くかかるし、ハードディスクのデータは、初期化されることになる確率が大きいので、ネットで探した近所のパソコン修理屋さんに依頼し、清水の舞台からバンジージャンプをする思いで最新のiMac(一番安いやつ)を注文しました(これもiPadを安定的に使うため)。修理屋さんは頑張りました。2日で見事に完全修復。修理代は高く(と言っても良心的な料金だと思います)つきましたが、会計データやメールの送受信データ、アドレス帳、そしてなんと言っても大切な個人情報(クライエントさんのもので、一応バックアップはありますが)が、復活(?)しました。
         新しいiMacが届いて、旧iMacからの各種データの移行、OSが10.6なので、使えなくなったアプリの買い換え(会計ソフト、HP作成ソフトなど安めのものだけ)、基本設定などなど。そしてiPadの設定とアプリの追加。事務所の建物内の無線LANは無事にひろえましたが、自宅が一苦労でした。
         自宅は、3月にやっと光ネクストに換えたところで、これまたiPadのために古い古いG4にOS10.5を入れ(動くんですね)て一応の開通、そして無線LANルーターの追加接続でつまづきました。
         NTT、ルーターのメーカー、プロバイダーに問い合わせすれど、電波は飛ばず、あげく光ネクストの終末端末機器の初期化、無線LANルーターの初期化までして、毎夜深夜近くまで悪戦苦闘。だんだんとわかってきて、昨夜やっと開通できたところです。NTT西日本、NEC、京都inetのサポート担当のみなさま、おさわがせしました。みなさんの、スポットでのサポートのお陰で、やりたかったことが実現できましたし、たくさんの勉強ができました。ありがとうございました。
         というようなわけで、久しぶりの更新ができることになった次第です。
         それでは、最近の気になる記事です。

        中3男子が自宅で自殺、「いじめ救えなかった」と遺書/川崎

         川崎市多摩区にある市立中学3年の男子生徒(14)が、「友人のいじめを救えなかった」などと記した遺書を残し、麻生区の自宅で自殺していたことが9日、分かった。薬品による中毒死とみられ、麻生署や学校関係者が背景などを慎重に調べている。同市教育委員会が明らかにした。
         同署によると、7日午後4時50分ごろ、帰宅した母親(44)が、生徒が自宅トイレ内であおむけに倒れているのを発見。すでに心肺停止状態で、救急搬送されたが間もなく死亡が確認された。トイレ内には薬品容器2本とバケツが残っており、硫化水素による自殺とみられる。
         トイレ内にはA4判1枚にまとめられた手書きの遺書も残されていた。文中には「友人のいじめを救えなかった」などとする記述があり、特定の生徒の名前も記されていた。同署は、校内の友人がいじめ被害を受けていたことを苦にしていたとみている。遺書には、自身の生い立ちを振り返る内容や、両親への感謝の気持ちなども書かれていた。
         男子生徒は6日まで修学旅行に参加しており、7日は代休だった。同市教委は会見で「亡くなった生徒の冥福を祈るとともに、ご家族の方にお悔やみを申し上げます」とした上で、「悩んでいた様子や修学旅行中のトラブルなども聞いていない。学校内でいじめの事実があったかどうかはこれから調査し、確認していきたい」と話した。
         同校では9日朝に全校集会が開かれ、校長が男子生徒が亡くなったことを報告。声を上げて泣きだす生徒の姿もあったという。市教委は「カウンセラーを派遣して、生徒たちの心のケアに努めたい」としている。
        (カナロコ)6月10日0時30分配信

        ●20年間で発達障害の未就学児10倍 福岡市
         自閉症や学習障害など「発達障害」とされる子供の増加が指摘されるなか、福岡市で、発達障害と診断される未就学児(0~5歳)の数が10年間で約1.5倍、20年間では10倍超になっていることがわかった。専門家は「診断基準を理解できる医師が増えたため」と説明するが、発生要因は学界などでも結論が出ておらず、教育や医療、福祉などの分野を超えた取り組みが急務となっている。
         福岡市によると、発達障害と診断された未就学児は平成元年の33人から、7年には124人に増加。14年からは毎年200人を超え、21年は347人に急増した。
         しかし、市内の未就学児の人口は元年の8万9167人をピークに減少。12年には7万5799人まで落ち込み、その後は微増微減を繰り返しながら、21年も7万9142人にとどまっている。
         発達障害児の増加要因について、障害の診断や相談、子供の療育などを行う同市立心身障がい福祉センターの花井敏男センター長は「診断基準の理解が医師に広がり、発達障害そのものが多くの人に認知されるようになったため」と分析する。
         20年から21年にかけての大幅増加については「診断基準をより厳密にあてはめるようにしたことで、以前なら『精神遅滞』と診断していた子供が『発達障害』に加わった」とし、「実際に障害の発生数が増えているのかは軽々に判断できない」と話す。
         発達障害は、集中力が続かなかったり、落ち着きがなさ過ぎたりする注意欠陥多動性障害や自閉症、学習障害など、乳児期から幼児期にかけて現れやすい心身の障害で、各地で増加傾向が報告されている。ただ、原因については生後の環境的な要因、新生児期の低血糖などさまざまな議論がある。
        (産経新聞)6月10日22時2分配信

        ●学習障害の子どもサポート デイジー教科書、京滋で活用広がる
         読むことが困難な学習障害(LD)の児童・生徒を支援する教材として、画面上の文字と連動した音声が聞ける「デイジー教科書」が少しずつ広まっている。カラオケ画面の歌詞のように、読み上げている部分の文章を目立つようにして目で追いやすくし、文字自体の大きさや色も変えられる。文中の語句や行を抜かしたり、文字がにじんだり、鏡文字で見える子どもの読む負担を軽くし、内容の理解に集中できる効果が期待でき、京都、滋賀でも家庭学習や授業で活用が進んでいる。
         LDは、聞いたり、話したり、推論することなどに困難がある。読み書きに対して特に難しさを示す児童・生徒は、文部科学省が小中学校の教員に尋ねた2002年の調査で、2・5%程度いた。
         デイジー教科書は、パソコンや大型テレビの画面に教科書の文章や写真、絵が映し出され、児童・生徒は録音された文章の音声を聞きながら読み進めていく。その際、音声に対応する文章は光るように色が変わって強調される。音声の速さや、文字自体の大きさと色も調整できる。
         各教科書に対応した音声や画面のデータは、日本障害者リハビリテーション協会(東京都)など10団体が作成し、CDなどの記録媒体の実費や送料だけで提供している。
         受け付け窓口でもある協会によると、昨年度当初は100人程度の利用だったが、本年度は既に300人以上から申請があり、国語や社会、理科など130種類以上の教科書の提供を予定している。京都府では40人近く、滋賀県でも数人が利用しているという。
         京都市伏見区の伏見住吉小は、読むことが苦手な児童の家庭学習や通級指導教室で、音読の練習に活用している。担当の村上泰子教諭は「読むことだけで手いっぱいにならず、読解まで進める。読み間違いがなくなり、耳から朗読の技術も身に付くので、人前で話す自信もついている」と効果を話す。
        (京都新聞)6月8日16時59分配信

        ●いじめ言葉監視→通報…学校裏サイト監視システム
         いじめの温床とされるインターネット上の「学校裏サイト」を監視するため、個人を中傷する言葉を自動検索し、教育委員会などに通報するシステムを、京都府立大生命環境科学研究科の吉冨康成教授らの研究グループが開発した。京都市教委は今年度中に一部の学校で試験導入、来年度にも本格運用する方針。文部科学省によると、こうした監視システムは珍しいという。
         吉冨教授らによると、「うざい」「きもい」など184の「誹謗(ひぼう)中傷語」が一定数を超すと、サイト上に「レッドカード」と表示し、市教委や学校にメールで知らせる仕組みで、これを受けた市教委などは、サイトの管理者に削除を依頼する。
         文科省などによると、学校裏サイトなどの「ネットいじめ」は2008年度に約4520件。
        (読売新聞)6月9日11時13分配信

        ●<中3トイレ監禁>昨秋から登校せず 学校「不登校と判断、虐待見抜けず」
         中学3年だった次男(15)を自宅トイレに11日間にわたり監禁したとして、母親の中島まゆみ(47)と内縁の夫の川崎輝久(34)両容疑者が逮捕された事件で、次男が通っていた東京都練馬区の区立中の校長や区教委の吉村潔教育指導課長らが3日会見し、次男が昨年9月以降、学校に姿を見せなくなっていたことを明らかにした。校長は「家庭訪問をし、母親と連絡を取り続けていたが、本人とはほとんど接触できなかった。不登校と判断し、虐待を見抜けなかった」と釈明した。
         会見での説明によると、次男は昨年8月の修学旅行には来たが、9月1日から登校しなくなった。校長や担任が同5日以降、再三にわたり中島容疑者と面談するなどして登校を促したが、中島容疑者は「次男は川崎(容疑者)のところで働いている」などと答え、学校はその言葉を信じていたという。
         次男は11月16日に卒業写真を撮影するため中島容疑者と登校。担任は表情が暗いと感じたが、顔に傷はなく、虐待を疑うことはなかった。今年2月5日には学校に「修学旅行で5人の友達にいじめられた」との内容のファクスが届いた。次男の筆跡とみられたが、言葉の使い方などから、川崎容疑者が書かせた可能性もあるという。学校が調査したところ、いじめの事実は確認されなかった。
         一方、都児童相談センター(新宿区)の担当者は「事件発覚の2月15日に警察から連絡を受けるまで学校から相談はなかった」とし、「関係機関が連携を密にする必要があったと思う」と話した。
         警視庁光が丘署によると、次男は「昨年8月ごろから、角材や模造刀で殴られたり、ガス銃で(プラスチック製の)BB弾を撃たれたりした。体罰が怖くて逃げられなかった」と話しているという。同署は動機を追及、両容疑者が日常的に虐待していたとみて傷害容疑でも捜査している。
        (毎日新聞)6月4日7時31分配信

        ●教師らに大規模アンケート=資質向上策検討に活用—文科省、4万人超と関係団体に
         文部科学省は教員の資質向上策について、現役教師ら関係者4万3000人と、教員養成課程がある国公私立大学や教育委員会といった約2800団体を対象にした大規模アンケート調査を近く実施する。現在の教員免許更新制度や研修の在り方などについて幅広く関係者の意見を聞く。同省によると、教員関係施策に関し、これだけ大規模なアンケート調査を行うのは初めて。
         調査対象は、公立小中高校などの現役教員2万人、学校長1万人、保護者1万人、教員を目指す学生3000人のほか、教員養成課程を設けている全国の864大学と都道府県・市町村の1935教育委員会。月内に質問用紙を発送する。 
        (時事通信)6月7日2時0分配信

        ●大学生の基礎学力低下、提携の高校で補習へ
         大学生の基礎学力の低下が問題となる中、埼玉県の県立高校が来年度から、提携先の大学生を聴講生として受け入れることになった。
         大学が独自に高校レベルの補習を行うケースは増えているが、高校への”差し戻し”は異例。歓迎ムードの教授たちに対し、学生からは「恥ずかしくて通えない」との声も上がっている。
         提携したのは、県立吹上秋桜高校(鴻巣市)と、県内にある大東文化大(東松山市)、ものつくり大(行田市)。高校生が大学で講義を受けるなどの「高大連携」を3月に締結した際、学力不足の学生の受け入れでも合意したという。
         学生は高校生と一緒に授業を受け、授業料は1科目年間1750円前後を想定。対象となる科目や学生など詳細は今後決める。
         学生の学力不足を補うため、補習授業を実施する大学が増えている。文部科学省によると、1996年度の実施大学は572校中52校(約9%)だったが、2007年度は742校中244校(約33%)に上った。
         大東文化大学務局長の山崎俊次教授は「学力は年々下がっているが、講師や教授が高校教員のように基礎を教えられるわけではない。全科目の補習を行うのも難しい」と高校での補習に期待をかける。
         同高は4月に開校した昼夜開講の単位制学校。「地域社会に開かれた学校」を目指し、在校生以外を対象にした科目履修制度もある。「授業は午後9時まで。制服もなく、大学生でも学びやすいはず」と同高。
         大東文化大2年の男子学生(19)は「高校時代は受験に出やすい英単語や古典ぐらいしか勉強しなかった。興味ある科目を勉強できるなら授業を受けてみたい」と歓迎するが、同大1年の女子学生(18)は「高校に通うのは少し恥ずかしい。友達にも言えない」。学生たちには賛否両論のようだ。
        (読売新聞)5月15日6時19分配信