年末にドタバタと事務所引越準備中。
2013/12/22
11月12日の更新でも書いていますが、改めまして…。
年明け、1月12日に業者にお願いしての物理的引越、14日から活動開始の予定です。
場所は、向日市。阪急電車「東向日駅」とJR「向日町駅」、それぞれから徒歩約5分。阪急電車の駅周辺にはコインパーキングが点在しています。
建物は、築36年の鉄筋3階建て(2年前に大幅改装とされています)、2DKの部屋です。管理会社の物件なので事務所借りOKとなり、道路側に看板を出すことを許されています(現在、自作中)。
事務所移転の理由、今後の進化の課題は以下の4点と考えてます。
○相談機能の特化
精神保健福祉専門相談として、家族支援、心理教育、社会福祉制度およびサービス(精神障害、介護、年金、生活保護、成年後見など)の利用支援、メンタルヘルスコンサルテーション、講演、各種委託相談など、支援サービスの明確化および特化。
○カウンセリングの特化
教育、子育て、自閉症スペクトラムを中心とした神経発達「障害」と二次症状への対応、家族・職場の人間関係の困難さなどを中心に、認知行動療法、支持的精神療法、トラウマ処理などさらなるレベルアップおよび特化。
○後見人活動の充実
成年後見人(後見・保佐・補助)としての活動をさらに充実。
○暮らしサポート乙訓(仮称)設立準備
成年後見など権利擁護や社会保障・社会福祉などの支援・サービスに「つなぐ」支援、法人後見を取り組むNPO法人設立に向けた「準備会」としての活動の具体的継続的展開。
ともかく、今日は移転案内を兼ねた年賀状作成、明日は移転先の光回線開通とリサイクル家具搬入、年内残りは荷物(ほとんどが本・雑誌類)の段ボール詰め…。どこまでできるでしょうか?
それでは、最近の気になる記事です。
「しばけば解決するのか」 桜宮高自殺生徒の手紙全文
(桜宮高暴力事件1年:上)息子の叫び、向き合う
僕は今、キャプテンとして部活に取り組んでいます。先生が練習や試合で、自分ばかりに攻めてくるのに僕は不満を持っています。たしかに、自分は先生に言われたことができないし、ルーズボールもしなかったです。でも、それをしていないのは僕だけですか?僕はそうではないと思います。一年の●●や、●●が一回ミスしただけでは言わないのに、僕が一回ミスしたら必ず怒られます。昨日の話を聞いていても、こういうことをする人がキャプテンになる人と言っていましたが、どこのどんなチームでも、そんな完璧な人いないと思います。僕は先生に言われたことをしようとは思っています。考えようと努力もしています。でも、なかなかできないです。リーダーの本も読んだのですが、それがすべてできるとも思っていないです。先生は僕に完璧な人間になれと言っているようにしか僕は聞こえないです。僕は、先生がキャプテンが必要とすると言っている、多くのことができていないです。やろうとはしています。僕は僕なりに、その場の出来事をどうやったらいいだろう。と考えています。先生は僕に、何も考えていないと言いますが、僕は考えています。いつもその場で答えることができませんが、じゃあ逆に、それを完璧に答える人はいるのですか?たまにはいると思いますがたいていの高校生にはいないと思います。●●さんが講習会をしてくれた日に僕は●●さんが言っていることを自分なりに理解して一生懸命やりました。なのに、なぜ、翌日に僕だけがあんなにシバき回されなければならないのですか?一生懸命やったのに納得いかないです。理不尽だと思います。僕は、今正直、何やっても無駄だと思います。キャプテンをしばけば何とかなると思っているのですか?毎日のように言われ続けて、僕は本当に訳が分からないとしか思っていません。先生は僕に、専攻の授業前に、ポケットに手を突っ込む奴がいるから止めろと言いました。でも、次週の朝礼の帰りに、先生はポケットに手を突っ込んでいました。それは、言っている人は言ったことを守るべきではないですか?と僕は思います。僕は問題起こしましたか。キャプテンしばけば解決すると思っているのですか。もう僕はこの学校に行きたくないです。それが僕の意志です。
http://www.asahi.com/articles/ASF0OSK201312210111.html
「asahi.com」2013年12月22日
●養護施設退所者に返還不要の奨学金、市が全国初の進学支援/横浜
児童養護施設を退所し、大学などへ進学する子どもに返還不要の奨学金を支給する取り組みを横浜市が始める。高校卒業と同時に施設を出て、自力で生活しなければならない子どもたちの経済的な負担が進学や学業継続の大きな壁となっている現状がある。施設を退所した子どもへの公的な奨学金支援は全国で初めてという。
奨学金は月額3万円の生活資金のほか、学費や書籍代、就職活動に必要な品の購入費などに充てられる30万円の一時金。就職に必要な資格の取得、その受験資格を得ることが条件で、資格を取得するまでの期間支払われる。
奨学金の原資には、市民からの寄付による市社会福祉基金が充てられる。
市こども青少年局によると、施設を退所した子どもたちの高卒後の進学率は約20%で、全体の約70%(全国平均)を大きく下回る。家族からの支援がないため、学費や生活費を自分で賄わなければならず、経済的な負担が進学への壁となっている。
学業とアルバイトの両立も難しく、進学しても中退してしまう割合が全体の約3倍に当たる約30%という厳しい現状がある。
奨学金は、市内に10施設ある児童養護施設の子どものほか、自立援助ホームの子どもなども申し込める。
募集人数は6人ほどで、書類審査、面接で奨学生を決める。内定した人はオリエンテーション、合宿研修、スピーチコンテストなどのプログラムに参加する。
また、市の委託を受け、児童養護施設などを退所した子どもへの相談活動などを行っているNPO法人「ブリッジフォースマイル」が西区に設けている「よこはまPort For」に毎月1回以上、来所する必要がある。ここでスタッフから資格取得に向けたサポートを受けることができる。
問い合わせは、同NPO法電話045(548)8011。
◇
同NPO法人は21日午後1時から4時まで、桜木町駅前で街頭募金を行う。募金は来年7月ごろに予定するスピーチコンテストの運営資金に充てるという。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1312190006/
「カナロコ」2013年12月20日
●小学生の暴力10年前の6倍に
昨年度、学校が把握した小学生の暴力行為はおよそ8300件と、10年前の6倍に増えていることが分かりました。
文部科学省は、感情を言葉で伝える力の低下などが背景にあるとみています。
文部科学省が昨年度、全国の学校が把握した児童生徒の暴力行為の件数を調べたところ、小学校が8296件、中学校が3万8218件、高校が9323件の合わせておよそ5万6000件でした。
中学校と高校はここ数年、減少傾向ですが、小学校では前の年度に比べて1100件余り増加し、10年前に比べると6倍に増えています。
小学生の暴力行為の内容として最も多かったのが、「児童どうしの暴力」で5371件、次いで「器物損壊」が1725件、「教師に対する暴力」が1330件などとなっています。
これによって児童がけがをして医療機関で治療を受けたケースは826件、教師が治療を受けたケースは160件あったということです。
文部科学省は感情や考えをことばで伝える能力が低下したり、感情をコントロール出来ず暴力に頼ったりする傾向が背景にあると見ていて、自分の考えをことばで適切に伝えるトレーニングや怒りに対処する方法を学ぶ取り組みを進めていきたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131218/k10013914691000.html
「NHK NEWSweb」12月18日
●学校のいじめ過去最多20万件 児童にストレス、被災3県急増
昨年度の学校のいじめ件数が過去最高に。大津の中2自殺により調査を徹底し、件数が増えたとみられる。被災3県ではストレスの影響がうかがえた。
平成24年度に全国の小・中・高校と特別支援学校で認知されたいじめの件数は19万8108件で、前年度の2・8倍に上り過去最高だったことが、10日発表された文部科学省の問題行動調査で分かった。とくに、東日本大震災で被害の大きかった岩手、宮城、福島の被災3県では前年の4~6倍になり、児童生徒のストレスが依然として高い実態がうかがえた。
調査結果によると、24年度のいじめ認知件数は小学校で11万7383件(前年度3万3124人)▽中学校6万3634人(同3万749人)▽高校1万6274人(同6020件)-で、小学校では4倍近くも増加した。
平成23年10月に起きた大津市の中2男子自殺事件により、学校や保護者の問題意識が高まったことから、潜在的ないじめが掘り起こされたとみられる。一方、「これまでの認知に不十分な点があった」(文科省児童生徒課)ことも否めず、文科省では各教育委員会に対し、早期発見に一層努めるよう求めている。
具体的な内容では、複数回答で「冷やかしやからかい」が6割以上、「無視や仲間はずれ」が2割前後を占める一方、「金品を盗んだりする」「恥ずかしいことや危険なことをさせられる」など重い事例もそれぞれ1割前後あった。
被災3県では岩手のいじめ認知件数が前年度の6・9倍、宮城が6・2倍、福島が4・3倍といずれも全国平均(2・8倍)より高く、文科省では「震災と直接の因果関係があるかは不明だが、児童生徒のストレスが高いのは事実」としている。
いじめの認知件数をめぐっては、いじめ自殺が社会問題化するたびに急増し、その後減少していく傾向が繰り返されており、継続的な取り組みが求められる。
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/131210/lif13121021240027-n1.html
「産経デジタル」2013.12.10
●尼崎監禁女、行き場ない少年少女らを暴力で支配
◇携帯に送るヘルプ
兵庫県尼崎市のマンションの一室で、中学3年の男子生徒(15)が監禁され、性的虐待を受けたとされる事件で、この部屋に住む沖野玉枝容疑者(43)とともに強制わいせつ容疑などで逮捕された少年少女らが、集団での生活について「家に帰っても面白いことがなく、いるしかなかった」などと調べに供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。
逮捕された6人(14~18歳)と児童相談所(児相)に通告された男子中学生(12)には家出中や不登校の者が多く、県警は、沖野容疑者宅が「たまり場」になっていたとみている。
捜査関係者によると、少年らの多くは、沖野容疑者の中学2年の長女(14)(児相通告)の友人。出入りを始めたのは今年2月頃で、沖野容疑者は当初、少年らの食事などの面倒をみていたが、次第に暴力を振るい、逮捕容疑の性的虐待をさせるなど服従させていった。こうした状況について少年らは「逃げると何をされるかわからず怖かったが、自宅に帰ってもいいことがなく、仕方なしにいた」と説明しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131211-OYT1T00206.htm?from=ylist
「読売新聞」2013年12月11日