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        教育行政の中にも個人として「改革」を求めている人も。
        2002/09/27
        25日の書き込みに対してだと思いますが、教育行政に携わる人の中にも、現状に対して改革の必要性を真面目に考えている人もいるというお手紙をいただきました。心強い限りです。私の本の中で、長男の自殺について、私たち親としての3つの過ちと、学校としての3つの過ちをまとめています。これらについて話し合われたそうです。とてもありがたいと思いました。そして、こういう論議を、学校職場で、教職員が職員室でどんどんやってほしいと願うのです。職員室が子どもたちの話題であふれる、さらに子どもたちであふれるものになればと思います。しかし現状は、教委の対応に気を使い、教職員と子どもたちを窮屈な統制の下におこうとせざるを得ない校長の学校管理に抑え付けられています。9月27日付けの「週間金曜日」で掲載された広島県の戸河内小学校での、校長による卒業制作「寺内町景観図」の破壊・放置の記事を読んで、教委による「指導」の実態に寒気がしました。
        人の意識を思想統制する、そんな管理の中で、子どもたちには「心のノート」が配られています。臨床心理の大御所であり文化庁長官である河合隼雄氏が作成協力者会議座長を務めたこの「ノート」、心理面から何を子どもたちに迫ろうとしているのか、現物を見てじっくりと考える必要があるのではないでしょうか。配り、使わなければならない現場教職員の方々とともに、保護者が考え会う素材だと思います。
        それを怠れば、学校に居ること、行くことから逃れざるを得ない子どもたちをさらに増やすことになるのですから……。