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        再び教育基本法「改正」について。
        2002/11/09

        中教審の中間報告案では、個人の思想信条の自由への配慮が感じられません。「心の危機」を叫び、「豊かな心」「郷土や国を愛する心」へと人々の心を方向付けようとする意図がはっきり見られます。このあたりに「改正」のねらいが……?
        そして、危惧するのが、不登校やいじめ、LD・ADHDなどの各種障害をもった子どもたちなど、いわゆる「教育弱者」(?)の人権や学習権、民主主義などの教育基本法の基本理念が、議論の中にも案の中にも見られないことです。こうした子どもたちや親の願いは、「誰にもわかる授業をしてほしい」「もっと声を聞いてほしい」「一人ひとりを大切にしてほしい」……、といったものではないでしょうか。現行の教育基本法を生かした教育を、学校・親・地域が協力・連携して進めていく中でこそ、こうした願いは実現できると思います。16日の京都の「府民集会」では、そのあたりをパネラーとして発言するつもりです。
        今日は次男の小学校の「学校公開・授業参観」。午後からお邪魔しようと思っています。