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        雑草はすすんで抜こう!
        2022/09/20
         先週、眼科を受診。
         疲れ目が酷くなり、一部歪んで見えたりもしていたので受診を決意。
         お酒を飲むこと以外はさっさと済またい質であるため、我先にと受付開始15分前から玄関に並んでいると、スタッフらしい若い女性が、おもむろに玄関周りの雑草を抜き始めた。掃き掃除だけでなく、雑草を気にしていた院長が指示したんだろうなぁ、大変やねぇ、としばらくは様子を見ていたが、お世辞にも手慣れてはいなくて、茎が太く育っている草は葉っぱだけを取った状態で次々に残されていく。駐車場はアスファルトで固められ、玄関前はタイルが敷かれているが、その隙間や脇から雑草は逞しく生えてくる。玄関前だけでも5メートルくらいあるので、時間もかなりかかりそうに思えた。朝早いとは言え、汗ばむほどの暑さの中、太陽を浴びながら、クリニックの医療スタッフがやる仕事ではないだろう。
         3人くらいおばちゃんたちが受付開始を待って並んでいただろうか。私は3番目。
         こういう場合、ただ傍観できない質でもあるようだ。ふっと決心して、カバンを置き(順番を確保し)、女性の傍へ向かう(表現が怪しすぎるなぁ)。
         茎の太い草から抜こうとしてみるが、なかなかの強敵。さらに力を入れて、左右に揺さぶりをかけながらどうにか引き抜く。
         スタッフの女性は気を使い、「大丈夫ですよ、手も汚れますし…」と言ってくれるが、ここで引き下がっては意味がないよなぁ。
         すでに手は汚れているし、受付開始でドアが開くまで5分くらいはある。その5メートルだけでも片を付けたい欲動にかられて、「こうした作業はオッサンの仕事ですよ(^-^*)」と、黙々と協働作業を終えた。玄関前の向こうにはまだ雑草は残っていたが、切りがないので断念した。女性は「ありがとうございました」と院内に戻っていく。
         受付が始まる。それほど顔をジロジロと見ることも不自然だし、しっかり見なければマスク美人は個を記憶しづらい。院内は女性スタッフばかりで、髪の色やメイクにも制約があるだろうから尚更である。
         受付は3番目ながら初診なので、問診票などで時間が過ぎる。
         ようやく検査室に案内され、着席すると、「さっきはありがとうございました」とその人。検査スタッフだったとは…。
         たぶん、いつもよりしっかりめに検査してくれたと思いたい(^-^*)。
         そして台風一過の今日9月20日、(10月5日予定の「黄斑円孔」手術の)術前検査。前回同様の検査をすませ、そのマスク美人だったとは思うが確認できないまま診察に。
         担当は院長で、一通りの説明をされ、質問に答えられ、留意点を確認され、診察が終わろうとした時、看護師らしいスタッフがメモ書きを院長に見せると、「先週は雑草を抜いていただいたそうで、ありがとうございます」と言った。いつもよりしっかりめに手術を、保険適用内の良いレンズを入れてくれると思いたい(^-^*)。

         公的な場所の雑草は、すすんで抜くものである、というお話しでした笑笑。