次男の小学校では単年度クラス替え導入等で大紛糾。
2003-03-01
単年度クラス替えが良いか悪いかという議論ではありません。その導入に向けて学校側が民主主義をかなぐり捨て、一方的に強引に押しつけようとするやり方に保護者の(それまでの不安・不信も含めて)怒りが爆発してしまいました。今年度新校長になってから、学校行事の形式や内容の変更、廃止が説明もほとんどないまま突然に一方的に行われてきました。単年度クラス替えについても校長は、1学期には学校説明会の席上で「(クラス替えについて)私は考えている。しかし、メリット、デメリットがあるので検討していきたい」と答えていました。その後校長は数名の保護者に「どちらがいいと思うか」と訪ねたという(最近のPTA会長との懇談の中ではそのことについて「否定はしない」と答えている)。この頃から単年度問題について保護者の中で不安と不信が広がりはじめ、2月27日の「学校教育活動報告会」を迎えました。この「報告会」は、事前に案内が配られたものの、そこにはクラス名・指名記名による参加申し込み書がついていて、誰が参加するかを学校側が事前に把握できる仕掛けがなされていました。この1週間ほど前、ある保護者が単年度問題で校長と懇談した際には「まだ決定していない」と答えていたにも関わらず、「報告会」では、教務主任の強引な議事進行でさっさと4月以降実施という方向が校長によって口頭で行われたために、保護者の怒りが爆発。たった1週間前の話がくつがえったばかりか、不登校児童への1年ごとの新たな関わり方ができる等という「メリット」を示すOHPシートが用意されていて、保護者の怒りを飛び交う中で、教務主任は「4月以降実施に向けてよりよく進めていく方向での発言をお願いしたい」と発言内容を制限するという暴挙に出ました。反対意見や質問はいっさい聞かない、とにかく進めるという明らかな態度で議事を進めた訳ですから、「報告会」時間切れとなっても保護者の怒りは収まりません。翌日から教育委員会に電話をする人、直接押しかける人……。
「地域に開かれた学校づくり」といううたい文句が泣きます。親・地域の信頼を失うための学校運営を行っている学校管理者、それを指導・援助する立場の教育委員会の今後の対応に注目が集まっています。卒業式の形式変更についても一波乱あること、間違いなし!