桜咲き乱れ、放送大学授業慌ただしく始まる。
2003/04/06
学生時代に龍谷大学文学部に3年間在籍(だけ)していたので、放送大学には3年次編入という形で入学できました。スカパーによる放送授業と面接授業(後期から受講可)、単位認定試験、と書いてあったので結構気軽に入学したものの、送られてきたテキストはすべて本格的なもの、放送授業も全国の名だたる大学の先生方が次々と登場し、生の大学での授業よりも濃い内容のお話が行われていて、「予習」なしに見るだけ聴くだけでは理解がついていかないであろうことがわかりました。第1週は何とか全授業の予習をし、ラジオ番組2つだけ録画の失敗で学習センターへテープを聴きに行きましたが、一応クリアしました。でもすべて導入部の話なので、本論に入るのは来週からです。録画したビデオはCD-ROMに焼いて残していっていますので、試験前に見直すことにするつもりですが、15教科各15章、見る時間があるかどうか??
突然話は変わりますが、アメリカによるイラクへの残虐な侵略はバクダッド中心部での戦闘に入りました。虐殺し、傷つけ、支配し、政治や文化、生活等すべてにわたってアメリカのそれを押しつける戦争。世界でも希な「平和憲法」を持ち被爆国でもある日本の政府がこの戦争に堂々と「支援」を表明したことは、歴史的醜態といってもいいでしょう。浜田省吾の「Father’s Son」というアルバムの中の1曲の詞に「過ぎ去った昔のことを子どもたちに伝えずに、この国何を学んで来たのだろう……、焼け跡の灰の中から遠く高く飛び立った1945、焼け跡から遠く飛び立った今」というフレーズがあります。もう古いアルバムですが、今こそこんなメッセージが随所で語られることが必要だと思います。「国を愛する心」を叫びながら教育基本法の改悪への動きが平行して行われていることもお忘れなく……。