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        次男(中1)が国語の授業で「心は脳の中にある」と教わる。
        2003/05/04
        教育指導要領ではこのように教えるように書かれているのでしょうか?「心」は「意識」と言われています。神経科学の研究は脳内メカニズムの分析を飛躍的に進化させていますが、意識の神経メカニズムは、現在まだ十分には分析されていないそうです。「心」というものを意識させることを目的とした授業なのか、「心」にまつわる体内作用的部位の特定の理解を目的としたものなのか、あるいは授業への集中を意図した話題提供としてのものなのかはわかりませんが、子どもたちには唐突で不可解な刺激だったようです。教師の話は子どもたちにとってはある程度絶対的知識を得るものですから、この教師の話を次男はそのまま記憶しようとしていました。「心」や魂、身体や生物などについて家族で話をする契機となり、それはそれで有意義でしたが……。でも疑問は残ります。
        放送大学から「通信指導問題」が送られてきました。ぱらぱらと問題を見て驚きました。「こんなのテキストにあったか~?」という問題が多く、レベルの高さに少し足がすくみましたが、テキストを見直すとちゃんと載っていて、「何とかなるか…」と自身を励ましているところです。多くがマークシート式ですが、中には記述式のものがあり、手術前の吉田拓郎ではありませんが率直なところびびっています。15科目の通信問題を5月いっぱいをめどに仕上げなければなりません。というわけで、このGWも「復習」だけの毎日です。前回書いたように、小沢牧子さんからの刺激によってより批判的に心理学に向き合えるようになっていることが少し救いです。しかし、自制的な日々の中で「釣りに行きたい」という欲求がムラムラと……。