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        死の数日前に1時間話を聞いてくれたおばさんが亡くなりました。
        2003/07/20
        長男の死後、ご近所にお礼を言って回っている時に、同じ筋に住んでおられたあるおばさんが、「1週間ほど前、朝の10頃やったかな、一人でロータリーの所を歩いていたので、『学校行ってへんのんか?』と声をかけて、一緒に座って1時間ぐらい話をしたんよ」と語ってくれました。その時の話の内容を詳しく聞き、長男について知らなかった面をたくさん知ることができました。
        このおばさんが入院先の病院で脳梗塞を起こして意識不明になり、2週間後の先週17日に逝去、18日にお通夜が営まれました。焼香の時、「あちらへ行かれたら長男に声をかけてやって下さい」とお願いしました。19日の葬儀には、とても出席できる精神状態にありませんでしたので失礼させていただきました。長男の生前を知る人が、また一人居なくなってしまいました。このおばさんとの1時間は、長男にとって心静まるひとときだったと思います。地域にとっても貴重な存在でした。
        今日は当地・向日市議選挙の投票日です。1昨日、向日市長宛にメールを送りました。「○○○○、○○○○、○○○○、でございます。みなさまの熱いご支援をよろしくお願いします。○○○○です」という選挙カーの名前の連呼に辟易したためです。政策や主張を一言も語らず名前だけを繰り返す選挙宣伝しかできない候補者がとても多く、こんな候補者が議員として議会に出たとしても、今の自治体がかかえる山積する課題を前向きに解決することに役立つとはとても思えません。本当に当選したら何をしたいのか、さっぱりわからない人が多く、何を基準に有権者は支持を選択するのでしょうか。小学校の生徒会選挙でも立ち会い演説会等があって政策を表明し、それによって1票を投じてもらうというのに、市議会議員選挙がこんな低いレベルの政治戦(?)でおこなわれることは住民として恥です。議会が形成された後の運営も大変だろうと思い、市長に進言したわけです。市長からは当日に返事があり、「公選法上仕方がない」「私が議員時代に議席数を減らした」「あなたのように行政に関心がある方が議会に出てほしい」と、かなり勘違いされていたので、改めてわかりやすい表現でメールを返しました。
        おばさんの死で、私の支持する候補者は1票を失ってしまいました。向日市の現在の最大の課題は府営水道の協定見直しで水道料金が抑えられるかどうかです。まずは協定見直しを市として確認(6月議会では賛成多数で決議されています)する基盤を選挙で確かなものにし、府に対して近隣市町、住民とともに協定見直しを訴え実現させて行かなければなりません。このままでは数年後には府下で1番高い水道料金になってしまいます。それでは、投票に行ってきます