カンナの原点

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▼「不登校自殺」もくじ

▼「不登校自殺」もくじ

プロローグ

【第一章】自殺

・「もっと速く」と叫びながら泣いた「のぞみ」のデッキ
・「自殺」をなぜ学校はきちんと伝えない?
・「いじめはない、裁判しても絶対勝てる」
・「これ以上めいわくがかけられない……」
【葬儀参加者への報告】

・これからずっと悔やめばいい、今から始められることを

【第二章】「はにかみ屋」のくせに「負けん気」の強い頑張り屋

・二五〇ccオフロードバイクでの保育所通い
・放課後小さな消しゴムのかけらを必死に探す
・けん玉、山登り、マラソン大会
・算数は自信満々で
・小さな小学校から規模の大きな中学校へ
・同級生の誘いを断る強い意志と正義感

【第三章】統制と抑えつけが教育に優先する学校

・わからないのにどんどん進んでいく授業
・「荒れ」の広がりを助長する学校の「力」の対応
・荒れと「力の管理」、まるで通いの刑務所
・昼休みのサッカーだけを楽しみに
・「悪いのは親の方だ」
・頻繁に、異常なほど丁寧に手を洗う
・見つからない二年生のノート
・三年生から始まった「行ける所探し」

【第四章】失望から絶望へ、気づけぬ親の情けなさ

・天橋立へのバイクツーリング
・頭が痛い、身体が動かない
・毎日シャワー一時間、「ガス代返せ」
・親だけがスクールカウンセリングを受ける
・気づけぬままに、大切なものを失う

【第五章】「何か」を求めた曖昧な日々を抜け出して

・できることから何でも始めたい
・支えとなった教職員組合の取り組み

【第六章】一人ひとりが大切にされる学校に

・情報公開でも事実を隠した教育委員会
・五カ月かけて人権救済申し立ての書面を準備
・不登校、荒れ……、学校を開放し、親・地域とともに
・なぜ子どもが集える場がないのだろう
・教師は信じた教育実践をどんどんやってほしい
・大人たちの三つの過ちから何を学ぶか?

エピローグ

【資料】京都弁護士会人権擁護委員会への人権救済の申し立て
【資料】京都弁護士会人権擁護委員会から教委委員長、学校長への「要望書」

四六版 200P 1,600円(税・送料別)
発売中! 発行:かもがわ出版
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